男性型脱毛症の謎と解明3

その数ある脱毛因子の中で、もっとも有力視されているものがTGF-βであります。
TGF-βは毛母細胞の増殖を抑制する因子として知られており、その作用が高まると毛は成長期から退行期に移行します。
脱毛因子であるTGF-β2は毛乳頭や毛母細胞の活動を制御してしまうと言われています。
脱毛因子の指令により、細胞が活性化されない状況が続いていく、毛髪が充分に作られない状況が続くと・・・
髪が細くなったり、充分に成長をする前に毛が抜ける。
ヒトの毛包を培養して観察すると、TGF-β2を入れておいた毛包では、毛母細胞が急速に増殖を止め、私たちの体の中で見られるものと同じように毛包が退縮していきました。
つまり、DHTがTGF-β2という物質を活性化し、その活性化されたTGF-β2が、毛包上皮細胞において、
カスパーゼ類を活性化し、毛母細胞アポトーシスを誘導すといった事も分ってきています。

しかし、男性型脱毛においてどの程度の影響を与えるファクターに成り得るかは不明です。
現在のところTGF-β2の活性を防ぐ事よりも、男性ホルモンをいかにDHTに変換させないようにする事が
重要ではないかとも言われています・・・。
しかし、TGF-β2を直接強力に抑えることができれば、それはかなり有効な育毛のアイテムに成りうることは
間違いないでしょう!
今後、より一層研究が進みTGF-β2を有効に抑制するものが、現れる事を望む次第である。

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